XMASS検出器建設記録 CONSTRUCTIONS

2010年9月28日
タンクの天井部に光電子増倍管を取り付けます。
2010年9月23日
天井部の光電子増倍管を取り付けるため、タンクに水を張っています。
2010年9月18日
底面と側壁の光電子増倍管の取り付けが終了しました。
2010年9月17日
水タンクの壁面に20インチ光電子増倍管が取り付け作業を行っています。
2010年9月7日
外真空容器が設置されました。これで検出器本体部分の建設は終了しました。
2010年8月6日~9月7日の検出器取り付けの様子をムービーでまとめました。
2010年9月4日
検出器と水タンクの外にあるキセノンタンクをつなぐパイプを設置します。
2010年9月1日
外真空容器を取り付けます。
2010年8月31日
断熱材を容器に取り付けました。
2010年8月30日
内真空容器が取り付けられました。
2010年8月22日
慎重に内真空容器をつり上げていきます。
2010年8月21日
内真空容器の取り付けを始めます。
2010年8月19日
光電子増倍管が正しく動いているか、信号のチェックを行っています。
2010年8月9日
光電子増倍管のケーブルが上蓋を通って、水タンクの外まで通りました。
2010年8月8日
光電子増倍管のケーブルを外に出すため、上蓋に通します。
2010年8月6日
真空容器の上蓋が設置されました。
2010年8月1日
真空容器が完成し、検出器の建設が再開されました。水タンクの天井の開口部から容器を搬入します。
2010年3月18日
実験室の様子
2010年1月26日
フィラーの取り付けが終了しました。
2010年1月26日
断熱容器の形に合わせてフィラーを取り付けていきます。断熱容器の完成予想図はこちら
2010年1月25日
今後、この球体は液体キセノンの詰まった断熱容器に入ります。断熱容器とのすき間を埋めるための銅の構造体(フィラー)を球体の周りに取り付けていきます。
2010年1月11日
ケース内には放射性物質を取り除いた、きれいな空気を送ります。しばらくの間検出器は見られません。
2010年1月11日
検出器設置台の組み立て作業のため、検出器が保管用の6角ケースに入れられます。
2010年1月9日
2010年2月5日
下半球のケーブルも全て上部に集められました。
2010年2月3日
全ての光電子増倍管の取り付けが終了しました。
2010年2月1日
接合部分の隙間には、光電子増倍管を取り付けます。
2010年1月31日
ついに上半球と下半球が合体しました。
慎重に作業を進めます。
上下に分かれている検出器を合体します。下半球を上半球の下に移動し、上半球を慎重に下げていきます。
2010年1月30日

光電子増倍管に取り付けられたケーブルは、検出器の表面を這って、水タンクの上のエレクトロニクスハットにつながります。

2010年1月27日

光電子増倍管一本一本に高電圧をかけるためのケーブルと、信号読み出し用のケーブルを取り付けます。

2010年1月13日

光電子増倍管の取り付けは終了し、現在は、光電子増倍管同士のすきまを埋めるような2層目のホルダーを取り付けています。

2010年1月6日

今日の取り付けシフトのメンバーです。

2010年1月6日

光電子増倍管の取り付け作業も残りわずかです。

2009年12月23日
2009年12月23日

取り付けられた光電子増倍管の本数は300本を超えました。

2009年12月15日

光電子増倍管は光を受ける面が六角形になっており、より多くの光を受けることができます。

2009年12月15日

光電子増倍管の取り付けが始まっています。

2009年12月1日

60面体が組みあがったところで、光電子増倍管の取り付けのため、上下二つに分割します。この状態で穴の部分に642本の光電子増倍管を取り付けていきます。

2009年12月1日

60面体は、三角形5つからなる5角形を12個組み合わせます。写真はその5角形を組み立てるところ。

2009年12月1日

光電子増倍管をとりつけるホルダーの組み立てが始まりました。このホルダーは、実験のノイズを少なくするため、無酸素銅で作られています。

2009年11月26日

タンク内のクリーンルームに検出器の一部が入りました。光電子増倍管を取り付けるホルダーです。この部品を組み立てると、60面体になります。

2009年11月16日 水タンク内部。

検出器建設のため、タンク内にクリーンルームができました。検出器は、非常にきれいな環境が必要になります。人間が放出する放射性物質もノイズの一因になるので、立ちいる人の数も制限されます。

2009年11月16日 タンク内への入口。

この部屋でクリーンスーツに着替え、扉の奥にあるエアシャワーでちりを落としてからタンク内に入ります。

ラドンフリーエアー製造装置。

坑内の空気に含まれるラドンという放射性物質は、実験にとって邪魔なノイズの源になるため、空気中から活性炭を使ってラドンを吸着・除去し、きれいな空気を検出器周囲に送り込んでいます。

水タンク中の超純水は常に循環精製され、きれいな状態に保たれます。ここで作られた純水は、XMASS実験だけでなく、隣の実験室で行われている、大阪大学のCANDLES実験でも使われています。
水タンクに入れる超純水をつくるろ過システムの一部。スーパーカミオカンデの純水製造装置とは別に新たに設置されました。
水タンク上部に設置されたエレクトロニクスハット。光電子増倍管にかける高電圧電源や、光電子増倍管の信号を処理する電子回路などが設置されています。

 

2009年10月15日現在の実験室の様子。

 

2009年5月22日現在の実験室の様子。

水タンクの中身はまだ空洞のままです。

現在はキセノン検出器の設計と建設を行っています。

 

キセノンを貯蔵するタンクです。

ひとつのタンクに1000m3のキセノンガスが入り、2つで約1トン分のキセノンガスが貯蔵できます。

キセノンの蒸留塔です。

キセノンからノイズの原因となるクリプトンなどを沸点の違いを利用して取り除きます。1回の蒸留によって、クリプトンの量を約10万分の1まで減少できます。