田阪茂樹氏 宇宙線物理学功労賞受賞

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当施設研究員の田阪茂樹氏が宇宙線物理学功労賞を受賞しました。

宇宙線物理学功労賞は、宇宙線研究者会議(CRC)が同分野の研究に長期にわたり貢献し、分野の発展に顕著な功績があった人物を表彰し、その功労を記録するための賞です。授賞理由は、「世界最高感度の静電捕集型超高感度ラドン検出器の開発により,Super-Kamiokandeをはじめとする,超低バックグラウンド環境下での宇宙線地下実験の成功と発展に,長年にわたって重要な寄与をされた功績に対して」です。

3月16日に田阪氏は九州大学で開催中の日本物理学会第74回年次大会において受賞記念講演をおこない、静電捕集型ラドン検出器の着想に至った経緯、高感度化の歴史ついて紹介しました。同日夕方のCRC総会において、賞状および記念の盾が授与されました。

 

物理学会において記念講演をする田阪茂樹氏

 

CRC総会において、記念の盾を受け取る田阪氏(左)と西嶋CRC実行委員長(右)

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