消防訓練を行いました
トピックス
2018年11月21日、地下施設坑内で火災が発生したとの想定で、消防訓練を行いました。飛騨市神岡消防署と神岡鉱業株式会社のご協力のもと、地下施設内で実験を行っている研究者など約70名が参加しました。地下坑内には、東北大学のKamLAND、大阪大学のCANDLES実験を含め、9つの実験エリアがあります。実験室が火災報知器のアラームが鳴ると、各実験エリアの責任者が人数を確認し、火元を見極め避難経路を決定し避難を行いました。
神岡消防署の山下様から講評として、「本日はスムーズに避難できたが、実際の火災の際には、電源ケーブルが切れて停電している可能性があるので、懐中電灯を必ず携帯すること。」とのお話しをいただきました。神岡鉱業鉱山部中居様からは、「夏と冬で風向きが変わり、火元の位置によって避難方向が変わるので、状況をよく把握するように努めてください」とお話しがありました。また中畑雅行施設長からは、「暗い坑道を長い距離歩いて避難する場合もあるので、歩きやすい靴、懐中電灯など日頃から装備を確認するように」とコメントがありました。
今回の訓練を踏まえて問題点を洗い出し、緊急時対応の改善に努めます。

