【開催報告】スーパーカミオカンデ 一般公開
イベント
2017年11月4日(土)、あいにくの冷たい雨の日、スーパーカミオカンデ 一般公開を、主催 東京大学宇宙線研究所・宇宙まるごと創生塾飛騨アカデミー・飛騨市、協力 神岡鉱業(株)・飛騨信用組合・東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構にて開催致しました。300名の定員に対し、約1700名ものご応募をいただき、抽選にて参加者を決めさせて頂きました。
岐阜県飛騨市神岡町の神岡町公民館が集合場所となり、神岡鉱山の地下1000mのスーパーカミオカンデを目指してバスが出発します。地元の方がツアーコンダクターとなり、バスに同乗して皆様をご案内します。スーパーカミオカンデでは、研究者による解説、展示の説明、質疑応答などを行いました。さらに坑道を5分ほど歩いてXMASS実験説明を行いました。実験室クリーンに保たれているため、中をお見せすることができず、モニターでの説明となりました。再びバスに乗り込み、坑外へ。神岡町公民館では、研究者によるQ&Aコーナー、クイズ大会、坑内VR体験、ペーパークラフト体験などを行い、売店では、スーパーカミオカンデパズルや東大宇宙線研カレンダーなども販売されました。
夜七時からは、神岡町公民館にて、中畑雅行教授(神岡宇宙素粒子研究施設長・スーパーカミオカンデ実験代表者)による講演を行い、スーパーカミオカンデで今後目指していきたい発見、重力波望遠鏡KAGRAとの関わりなどについて語りました。講演終了後もたくさんの質問をいただき、活気ある講演会となりました。
ご参加いただいた皆様、ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。今後もこのような機会を持てるよう、努力して参りたいと思います。







