中畑雅行教授が飛騨市功績者表彰を受賞
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長年にわたり飛騨市政発展に貢献した方を表彰する令和６年度飛騨市表彰式が11月23日（土）に行われ、前施設長の中畑雅行教授が功績者表彰を受けました。
今回の表彰は、中畑教授が、長きに亘りカミオカンデ実験に関わり、飛騨市神岡町に設置されたスーパーカミオカンデを用いて大気ニュートリノや太陽ニュートリノ振動の発見によって素粒子物理学の基礎を築き、次世代地下ニュートリノ観測装置「ハイパーカミオカンデ」計画を推進し、ニュートリノ研究のさらなる飛躍に大きな貢献をしていることが評価されました。それらの貢献を通して、特に市民への学術成果発信、市民の誇りの醸成、人材育成についての中畑教授の功績が認められたものです。
また、重力波研究観測施設前施設長の大橋正健教授も同時に功績者表彰を受けました。
中畑教授の受賞コメント：
このたびは、飛騨市功績者表彰をいただくこととなり、誠に光栄に思います。
私は1982年にカミオカンデの建設がはじまった頃から、頻繁に神岡に通うようになりました。そして1994年からは神岡での常駐研究者としてスーパーカミオカンデの建設・運用に携わってきました。つまり、かれこれ40年以上も飛騨市神岡にお世話になってきたことになります。飛騨市の行政の方々、地元の皆様からご支援ご協力をいただき、お陰様でいろいろと研究の成果をあげてくることができました。
今後もハイパーカミオカンデにより更なる研究の発展に向けて尽力していく所存です。引き続きよろしくお願い致します。
写真提供：飛騨市
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令和6年度 飛騨市表彰式を開催しました（飛騨市ホームページ）