【開催報告】東大の研究室をのぞいてみよう!〜多様な学生を東大に〜
イベント
高校生を対象としたイベント「東大の研究室をのぞいてみよう!〜多様な学生を東大に〜」プログラムが2024年3月25日(月)、26日(火)の2日間にわたり開催され、神岡施設では26日(火)のオンライン開催日に「宇宙と素粒子の謎に迫るスーパーカミオカンデ」として神岡で行われている研究の紹介を行いました。
約50名の高校生にご参加いただき、平出克樹特任准教授が神岡施設の所在地や、宇宙の謎と素粒子の性質の解明が密接に結びついていること、それらの謎の解明のため神岡施設ではニュートリノと呼ばれる素粒子の観測を行っていることなどを説明しました。その後、スーパーカミオカンデ観測装置が設置されている地下実験エリアの動画を見せながらバーチャルツアーを行いました。
最後の質疑応答の時間には、「先生は普段どのようなことをしているのですか?」「なぜガドリニウムをスーパーカミオカンデに入れたのですか?」など様々な質問をいただきました。平出先生からは最後に「皆さんが大学院に入るころは、現在建設中のハイパーカミオカンデ観測装置が動き出して数年というところです。もし興味があれば一緒に研究しましょう。」と呼びかけました。