東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設

2023年7月8-10日に、第9回ハイパーカミオカンデ計画専門評価委員会（HKPAC）が富山および神岡宇宙素粒子研究施設での現地参加とオンライン参加を合わせたハイブリッド形式で開催されました。国内外より10名の委員が現地参加され、ハイパーカミオカンデ計画の共同研究者らを加えた約40人が委員会に参加しました。

委員会では、プロジェクトの進捗状況の報告などが宇宙線研究所や高エネルギー研究所素粒子原子核研究所の所長ら及びハイパーカミオカンデ共同研究者からなされました。それらの内容に基づきハイパーカミオカンデ計画に関する建設の状況や設計の妥当性、予算や国際協力体制など、様々な観点から議論が行われました。2日目にはハイパーカミオカンデの建設現場の視察を行い、本体空洞ドーム掘削現場や純水製造装置室用の空洞などを確認しました。