宇宙素粒子若手の会 秋の研究会が開催されました
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2022年12月9-10日、神岡総合棟1F梶田ホールにて、「第7回宇宙素粒子若手の会 秋の研究会」が開催されました。
宇宙素粒子若手の会(YMAP)は、ニュートリノ・CMB・暗黒物質・重力波・理論等も含めた宇宙線の幅広い分野についてのさらなる活性化と発展・交流を目的として2016年に設立された、学生を含む若手研究者が中心となって活動を行う組織です。幅広い分野にまたがった交流のために、研究会や解析ツールの講習会を毎年開催しています。
今回は、9つの大学や研究機関から約30名が参加し、各自の研究について発表を行い、活発な議論が交わされました。初日午後には、スーパーカミオカンデ、東北大学のニュートリノ実験KamLAND、重力波観測実験KAGRAの各地下実験施設を訪れ、実際の装置や検出器を前に議論を深めました。また、二日目には、国立天文台の守屋尭 助教の招待講演も行われました。
YMAP会長の三木 信太郎さん(東京大学理学系研究科 博士課程1年)は、「宇宙・素粒子という広範な分野から若手が集まり、互いの研究について知見を交換し合う良い会になったと思います。このような交流を今後も保っていけるよう継続的に活動を行えればと思います。」とコメントしました。

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