XMASS実験概要

XMASS(エックスマス)実験は、液体キセノン(約-100℃)を用いてダークマターをの正体を明らかにすることを目的としています。 ダークマターとは、宇宙空間で観測されている物質の5~6倍を占めると考えられている未知の物質です(詳細はこちら)。しかし、 現在の宇宙の構造を形作った源とも考えられており、直接捉え、未知の正体に迫ることは、宇宙の発展の謎の究明に大きく近づくことができます。また、新しい素粒子の発見にも結びつきます。

 

2008年8月にXMASS実験のための新たな空洞が、その秋には外部からの放射線バックグラウンドを遮蔽するための約800トンの水タンクが完成しました。約1トンの液体キセノンを用いた「XMASS検出器」はこの水タンク内に設置されています。

 

2010年10月に検出器の建設が終了し、試験運転も行いました。その後検出器の改良を行い、2013年秋から観測を開始しています。 将来は、サイズを大きくし、最終的には暗黒物質だけでなく、ニュートリノ観測を含めた多目的な約20トンクラスの検出器へと拡張していく計画です。

 

XMASS実験の歩み
2008年10月 水タンク遮蔽体建設開始
2009年3月 水タンク遮蔽体建設完了
2009年11月 XMASS検出器建設開始
2010年9月 XMASS検出器建設完了
2010年10月 運転開始
2012年6月 改修作業のために検出器運転停止
2013年11月 改修作業後のXMASS検出器運転再開
2015年 運転継続中

 

 

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