XMASS実験概要
XMASS(エックスマス)実験は、液体キセノン(約-100℃)を用いてダークマターを直接探索することを目的としています。 ダークマターとは、宇宙空間で観測されている物質の5~6倍を占めると考えられている未知の物質です(詳細はこちら)。しかし、現在の宇宙の構造を形作った源とも考えられており、直接捕えることができれば、宇宙の発展の謎の究明に大きく近づくことができます。また、新しい素粒子の発見にも結びつきます。
現在、神岡の地下施設に約1トンの液体キセノンを用いたXMASS検出器の建設を行っています。2008年8月にXMASS実験のための新たな空洞が完成し、2008年秋には外部からの放射線バックグラウンドを遮蔽する為の約800トンの水タンクの建設が開始されます。「XMASS検出器」はこの水タンク内に設置されます。2010年10月に検出器の建設が終了し、現在、試験運転中です。
検出器の感度は、既存のダークマター探索実験の感度よりも50倍良く、ダークマターを直接捕らえ、発見できる可能性が高いと考えられています。将来は、サイズを大きくし、多目的な約20トンクラスの検出器へと拡張していく計画です。


XMASS実験装置を報道関係者へ公開
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