2005年7月12日

スーパーカミオカンデ 完全再建のための作業開始

スーパーカミオカンデの完全復旧のために、7月4日から神岡鉱山内にて作業が開始されました。スーパーカミオカンデの水タンク自体はまだ開かれていませんが、この夏の3ヶ月間に4000個を越える光電子増倍管に保護ケースを 装着する準備作業が行われる予定です。保護ケースは、万が一光電子 増倍管が破損したとしてもその影響がまわりに広がらないために装着されるケースです。保護ケースに納められた光電子増倍管が写真1 に示されています。

 

 

ケースを取りつける作業はアセンブル作業と呼ばれ、アセンブル作業を行う 場所では以下のような作業が含まれます。 (1)光電子増倍管の電気的な動作試験 (2)光電子増倍管の表面に強度を低下させる要因になりうる傷がないこと、 内部に異物が無いことの確認(写真2) (3)保護ケースの取りつけ及び確認。 これらの作業が安全に行えるように、安全監視員が作業を監視しています。 監視員は作業員に作業の安全を遵守させるとともに、 作業員に過度の負担がかからないよう指導を行っています。

 

revised on 2005/07/12 webmaster@suketto.icrr.u-tokyo.ac.jp