サイエンスカフェ「超新星爆発とニュートリノ」終了

2013年1月27日

本施設は国内・外30以上の研究機関と共同研究を行い、素粒子・宇宙物理学の研究をリードしている施設です。最先端の研究内容とその重要性を一般の方々に理解してもらうため、「サイエンスカフェとやま」と共同主催で、2013年1月27日にサイエンスカフェを行いました。
「サイエンスカフェとやま」は昨年9月にできて、今回がその初めてのイベントでした。当日の講師は、ニュートリノを研究しているスーパーカミオカンデ実験の代表者、鈴木洋一郎施設長でした。テーマは今オリオン座のベテルギウスで注目されている「超新星爆発とニュートリノ」でした。
サイエンスカフェの開催について、12月末に発表したところ、正月を挟んだ1月7日には、すぐ20人のに定員に達しました。開催当日は、2日間前からの降雪にもかかあらず、また足元の悪い中にもかかわらず、会場となった富山市内のほか、高岡市や射水市、さらに石川県からも参加され1人の欠席者もいらっしゃいませんでした。さらに、当日立ち見で参加された方もおりました。
当日、鈴木施設長は難しい科学の内容を分かりやすく語ってくれました。超新星爆発とは星が最後寿命に迎えて、爆発してしまう事です。肉眼で見える超新星爆発は現在までに歴史上8回しか記録がありませんが、実は宇宙空間は毎日頻繁に起こっています。そして、超新星爆発により1058個ものニュートリノが発生すること、ニュートリノがもしなければ、超新星爆発は起こらないことなど、驚くべき話でした。現在の科学の発展により、私たちが辿り着けない、遠い宇宙空間のことが解明されてゆくことに感動しました。今後、さらに未知なる世界のドアを開いてもらうことに期待がかかります。
参加者は非常に興味を持って聞いていました。また、数多くの質問もありました。銀河とは何か、スーパーカミオカンデではどのぐらい超新星からのニュートリノを捕まえることができるかなど。皆様の知的好奇心のあふれる質問に嬉しく思います。

質問の中に、暗黒物質(ダークマター)とは何かといった質問もありました。まだダークマターとは、正体不明です。その正体を明らかするために、世界中の研究者が熾烈な競争を行っています。本施設でもダークマターの正体を解明するために、直接検出実験を行っています。このダークマターについてのサイエンスカフェを3月16日、富山市科学博物館で行う予定です。その詳細については、本施設のホームページに後日掲載いたします。皆様、ぜひお越してください。(柏麗麗)

 

ここでは当時の様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

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