本部総合企画部長視察

2012年12月10日

2012年12月3日に、東京大学本部井戸総合企画部長、文部科学省高等教育局学生・留学生課保立課長補佐、東京大学本部加藤広報課長、本部広報室南崎特任研究員、宇宙線研究所林田広報担当らが本施設を視察しました。
ご一行は、午前11時頃本施設の研究棟に到着、鈴木施設長から施設の概要説明を受け、最近のできことや施設の運営状況などについて意見を交わしました。
午後、坑内に入り、スーパーカミオカンデに関する研究ビデオを視聴の後、スーパーカミオカンデとCLIOの実験装置の見学を行いました。 ニュートリノ研究の現状や、現在非常に注目を集めているベテルギウスの超新星爆発観測の準備と意義などの説明に対し、たくさんの質問をいただきました。その後KAGRAの工事現場を視察しました。
今回は,本部や柏の広報担当者も同行していたため、視察後の懇談会では、広報の視点からいろいろな話がでました。
本施設は最先端な研究を行っており、多くの見学の依頼が来ます。国内の皆様に施設の研究を知っていただきたく、また、国外の方々に日本が、最先端のニュートリノ研究を行っていることを宣伝したいのですが、見学対応にさける人手が足りないのが現実です。もっと多くの見学者を受け入れる体制を作るための議論もなされました。
また、スーパーカミオカンデは世界におけるニュートリノ研究をリードしています。例えば、2011年5月、東海村のJ-PARCで作られたミューニュートリノが電子ニュートリノに変わった事象を、世界で初めて、スーパーカミオカンデに捉えました。ニュートリノ振動の全貌の解明により一歩進みました。このような研究成果をもっと社会にひろく、分かりやすく伝える方法が、必要です。
基礎科学の研究は科学の発展の元でもあり、また、実は社会発展の礎でもあります。神岡宇宙素粒子研究施設の研究は宇宙や素粒子の謎の解明につながる研究です。現在ますます成果主義になりつつある社会の中では、このような研究を持続するのは非常に厳しくなっています。こうした基礎研究の意義、重要性をもっと社会に発信することはが、大事であるとコメントをいただきました。そのために、大学本部も応援しますとの、心強い言葉をいただきました。
非常に限られた時間の中で、たくさんの広報関係の方々とお話ができ、貴重なアドバイスをいただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。(柏麗麗)

 

ここでは当時の様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

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