女子中高生理系進路選択事業のイベント報告

2009年9月3日

 2009年8月26、27日に「家族でナットク!理系最前線」のイベントの一環で、「地下1000mの世界最先端の研究施設を見に行こう!」が行われました。

 

 8月26日は、30名の女子中高生とその保護者の方にご参加いただき、東京・新宿駅から貸切バスに研究者2名と共に東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設がある岐阜県飛騨市をめざし、出発しました。バスの中では、参加者から「研究生活で大変なことは?」 「スーパーカミオカンデ実験で今何が一番面白いか?」 「大学をいつ、どういう理由で決めたか?」など、進路や研究についての幅広い質問があり、研究者がその質問を軸に自分の経験を踏まえて話をしました。26日夜は富山駅近くのホテルで1泊しました。富山駅から研究施設まではおよそバスで1時間の道のりです。

 

 研究施設見学からは、新たに7名の参加者と合流しました。まずは地上の研究施設で、研究者によるスーパーカミオカンデとXMASS実験の簡単な紹介を受けました。その後ついに地下施設潜入です。2グループに分かれて、研究者と大学院生の案内により、スーパーカミオカンデ実験とXMASS実験の現場を見学しました。参加者からの質問には研究者たちが一つ一つ丁寧に答えていきました。参加者のみなさんは真剣な表情で説明を聞いていました。

 

 見学の後は地下を抜け出し、お昼ご飯です。研究施設近くの築200年の古民家施設「夢館」で、研究者たちとおしゃべりしながらお弁当をいただきました。それぞれのテーブルでは、研究や大学生活に関する話で盛り上がっていました。世界最先端の研究施設から一転の古民家での昼食は、タイムトリップをしたみたい、という声もいただきました。デザートのかき氷を食べ終えたころ、懇談会はお開きとなりました。新宿へ向けたバスは、大学院生たちに手を振られる中出発しました。

 

 朝早くからの見学、懇談と密度の濃い時間を過ごした参加者の皆さんは疲れた様子でしたが、「実験施設を生で見れて感激した」「研究者とたくさん話せて具体的なイメージが湧いた」「楽しそうに研究をしているのが分かった」などのうれしい声をたくさんいただけました。また、2日間ということもあり、いろいろな学校から集まった参加者同士で友達ができてよかった、という方もいました。

 

 今後も、「家族でナットク!理系最前線」のイベントは続きます。ぜひ自分の目で見て、体験して、進路の選択肢の幅を広げていただけたらと思います。

 

 

参考:家族でナットク!理系最前線 http://sc.adm.s.u-tokyo.ac.jp/joshi09/

    東京大学 http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html

 

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