ウェンデル ロジャー助教が日本物理学会若手奨励賞受賞

 このたび当施設のウェンデル ロジャー助教が、「大気ニュートリノ振動において、タウニュートリノ出現の証拠を世界で初めて観測」の業績により、日本物理学会から若手奨励賞を授与されました。今回受賞対象となったのはフィジカルレビュー誌掲載の論文である”Evidencefor the Appearance of Atmospheric Tau Neutrinos in Super-Kamiokande”, Physical Review Letter 110,181802 (2013)です。

 この論文の成果は、「ニュートリノ振動*」の世界初の証拠となった大気ミュー型ニュートリノ消失現象に対して、振動(変身)先のタウ型ニュートリノの証拠を世界で始めて捉えたというものです。この発見は長年にわたる大気ニュートリノ問題を疑問の余地なく決着させた大きな意義を持つものになりました。また振動後のニュートリノを捉えるという意味で、ニュートリノ出現現象測定時代の先鞭をつけたものともいえます。

 ウェンデル ロジャー助教は、来年3月に早稲田大学で開催される日本物理学会第70回年次大会において若手奨励賞受賞記念講演を行う予定です。

第9回(2015年)日本物理学会若手奨励賞受賞者一覧ページ

 

受賞対象となった論文に関する情報は以下にあります。

大気ニュートリノ中のタウ型ニュートリノ出現現象を確認

Physical Review Letter誌に出版された論文

*ニュートリノ振動:あるタイプのニュートリノは飛来中に別タイプのニュートリノに変わる現象

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