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よくある質問

Q&A

Q.ニュートリノってなんですか

A.物質を構成している最小の粒子を素粒子と言います。現在では、原子核の陽子や中性子を構成する粒子の仲間(クオーク)と電子の仲間(レプトン)が素粒子と考えられています。レプトンのうち、電気を持たない粒子をニュートリノと呼び、電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類があります。

ニュートリノは他の物質とほとんど相互作用することがないため観測するのが難しく、質量の有無といった基本的な性質ですら長い間わかっていませんでした。現在の素粒子を記述している標準理論においては、ニュートリノの質量はゼロとして扱っており、もしニュートリノに質量が存在するならば、この標準理論を越える理論が必要となってきます。

スーパーカミオカンデではこのニュートリノの質量をニュートリノ振動と呼ばれる現象を用いて測定します。 ニュートリノ振動とは、ニュートリノがある距離を飛行する間に別の種類のニュートリノに変化する現象で、変化する2種類のニュートリノの間に質量差が存在するときだけ、この現象が起こります。

Q.スーパーカミオカンデはなぜ地下にあるんですか
A.

スーパーカミオカンデを用いた研究の目的の一つは、宇宙から飛来するニュートリノという素粒子を観測することです。ニュートリノは透過力が強いので地下千メートルにあっても観測できますが、他の粒子は土中で止まってしまいます。観測の邪魔になる他の宇宙線を避けるため地下深くに設置されています。

Q.スーパーカミオカンデの「ンデ」は何ですか
A.

スーパーカミオカンデの前身、カミオカンデは、陽子崩壊の探索を主な目的として作られました。このとき、「Nucleon Decay Experiment」の頭文字をとってKAMIOKANDEと名づけられました。その後、カミオカンデはニュートリノの観測にも力を発揮し、更に大型化、精密化した実験装置はスーパーカミオカンデ( Super-KAMIOKA Nucleon Decay Experiment または Neutrino Detection Experiment )と名づけられました

Q.私はどうしても一度スーパーカミオカンデを見学したいのですが...
A.

現在人員不足のため、見学希望に対応できませんので、たいへん申し訳ないのですが、個別の見学はお断りしています。 なお、日時は限られますが、ジオ-スペース・アドベンチャー(GSA)、に参加するという方法はあります。

Q.GSAってなんですか
A.

ジオ-スペース・アドベンチャーのことで、毎年夏に行われる飛騨市神岡町主催のイベントです。 一般の方も参加でき、飛騨市ホームページから情報が得られます。スーパーカミオカンデ の見学、岩盤を掘ったり掘った岩を運搬したりするための重機の見学ができる等、なかなか楽しいイベントです。

Q.私は学生ですが、スーパーカミオカンデの共同実験に 参加できますか
A.

スーパーカミオカンデは国内、アメリカ、韓国などの大学や研究所からなる共同研究グループによって研究が進められています。あなたが学生さんなら、共同研究者の先生の研究室に所属すれば 参加できます。ただ、大学の研究室では複数のテーマがある場合が多いので本当にスーパーカミオカンデの研究ができるかは最終的には指導教官の先生の判断です。共同研究機関はこちらから参照ください。

スーパーカミオカンデのホスト研究機関である 東京大学宇宙線研究所でも毎年大学院の学生(修士課程、博士課程)を募集しています。宇宙線研の神岡グループの教官の研究室に所属すれば、 ほぼ自動的にスーパーカミオカンデ関係の研究をすることになります。詳しくは、大学院入学を検討中のみなさんへをご覧ください。

我々はみなさんを歓迎します。お気軽に各大学の研究室までお問い合わせ下さい。

Q.私は大学の研究者ですが、 スーパーカミオカンデの共同実験に参加できますか
A.

共同研究機関が増える場合は、事務手続きの他に共同研究者の全体会議での議論が必要です。詳しくは宇宙線研神岡グループのスタッフにお問い合わせ下さい。