【開催報告】ひらめき☆ときめきサイエンス

2016年8月1日と5日、神岡宇宙素粒子研究施設にて日本学術振興会の科学普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」が行われました。各日約25名の中高生に全国からご参加いただきました。

最初に中畑施設長から施設の概要や科研費の説明を行いました。次にスーパーカミオカンデの実験紹介のDVDを視聴し、実験内容の概略を映像で理解してもらいました。その後、スーパーカミオカンデ実験とXMASS実験について研究者が講義を行いました。参加者のみなさんはメモを取ったり、スライドの写真を撮ったりして熱心に聞いていました。講義の後には質問がいくつかあがり、質疑応答が行われました。

XMASS実験の講義の様子

昼食は、研究者や大学院生が参加者のテーブルに入り、歓談しながらお弁当をいただきました。講義では緊張した様子も見られましたが、話している間に少しずつ緊張がほぐれていったようです。

午後はいよいよ地下実験施設の見学です。バスに乗り込み施設入り口を目指します。トンネルの入口が見えると「すごい、ここから入るんだ」と声が上がりました。スーパーカミオカンデ施設内では、タンク上部や、研究者が実験を監視しているコントロールルームに入り、研究者から説明を受けました。その後暗い坑道を歩いてXMASS実験室の前まで行き、実験室の中の様子の説明を受けました。坑道移動中のバスの中では、神岡鉱山の方から、鉱山の歴史や岩盤についてなどのお話をいただき、日常とは違う世界を体験できたようです。

スーパーカミオカンデのコントロールルーム見学

地下施設から戻ると、今度は霧箱作成実習です。目に見えない粒子の軌跡を観察する、霧箱という簡単な装置を作ります。大学院生からドライアイスをもらい、電気を消してライトで照らすと、細い雲のような粒子の軌跡が次々と現れます。全員が軌跡の観測に成功し、浮かんでは消える軌跡をじっくり観察していました。

霧箱作成実習

おやつ懇談では、各テーブルで一日活動して疑問に思ったことなどを研究者や大学院生に聞いていました。また事前に集めた質問に研究者や大学院生に答えてもらいました。最後は修了式です。施設長から一人一人に未来博士号が贈られました。

おやつを食べながら研究者や大学院生と懇談

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