中山 祥英 准教授

専門分野

素粒子物理学実験、宇宙素粒子物理学実験

今、行っている研究内容

私たちの宇宙が(反物質ではなく)物質だけでできている大きな謎を解明するため、そして宇宙がどのようにしていまの姿に進化したのかを調べるため、スーパーカミオカンデを使った実験でニュートリノの研究をしています。J-PARC大強度陽子加速器で作り出す人工のニュートリノビームと、地球大気や宇宙の天文現象で生まれる自然由来のニュートリノの両方を、測定・観測の対象としています。研究をさらに推進するために建設が始まったハイパーカミオカンデでは、世界最大の地下空洞と26万トンの検出器水槽を用意するグループを率いています。

今後5年で何が面白く、入学したら何ができるか

スーパーカミオカンデでは、超純水に微量のガドリニウムを溶かして新たな物理に挑戦するSK-Gdプロジェクトをいよいよ本格的にスタートします。SK-GdとT2Kニュートリノビームの組み合わせによって、ニュートリノCPV(物質・反物質非対称性)の検出感度を高めたり、超新星背景ニュートリノのバックグランドを低減したりといった、大きな発見に繋がる研究に挑戦できる良いタイミングだと思います。また、いよいよ建設が始まったハイパーカミオカンデでは、検出器水槽の詳細な設計はこれからになるので、世界最先端の超巨大実験装置を自分たちのアイディアや研究開発によってさらに良いものにする、またとない機会を楽しむことができます。

学生さんへのメッセージ

今年できたばかりの新しい研究室です。学生さんの目線に立って、楽しくやりがいを持って研究できる環境を、一緒に作っていければと考えています。

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